「バーダー・マインホフ 理想の果てに」ウーリー・エデル監督

映画としてはルフトハンザハイジャック事件の前後から駆け足になってつまらなくなるが、それまでは怒涛の迫力でバーダーマインホフグループとドイツ赤軍の姿が描かれる。モーリッツ・ブライブトロイやマルティナ・ゲデックの好演もさることながら、テロシーンの多くは純粋なアクション映画としても興奮させられる。
1970年代に興味を持つ者なら必見の作品。