わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



『リトル・ロマンス』は友人と観に行きました。
公開時のことです。
高知でも映画熱がまだ熱かった時代にどうにか引っ掛かっていて、映画館は満員でした。
ダイアン・レインはこの映画で有名になったのだから、公開時主演の二人は無名の子役。
それでもよく観客が入ってました。

映画の凄いところは、いつ鑑賞しても、『リトル・ロマンス』であれば、あの頃のダイアン・レインがそこに存在することです。
そして鑑賞時の様々な記憶も同時に蘇る。

その頃のわたしにとって大切なものは、映画、本、音楽…今の一緒じゃないかと思うところですが、それらと同じくらい大事だったのがプロレスで、それは現在すっかり後退してしまった。
と言うか、総合格闘技『プライド』が大人気となった頃にはプロレスのこと、ほとんど興味なくしてました。

『リトル・ロマンス』を思い出すと、その中でヴィヴァルディの音楽がすぐに響き始めます。
ヴィヴァルディの「リュート協奏曲」を編曲した曲なのかな、とにかくいかにもヴィヴァルディです。
映画の舞台がパリからヴェネツィアへと移動するので相応しい音楽です。

ダイアン・レイン演じるローレンはパリで、テロニアス・ベルナール演じるダニエルと出会います。
その時ローレンのバッグから本が落ちる。
その本を見てダニエルが、
「ハイデッガー?」と驚く。
そう、まだ少女のローレンは、ドイツの哲学者ハイデッガーを愛読していたのです。
このシーン、わたしの中ではずっと名場面の一つです。




眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」




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