ザ・シネマでやってたアンドレ・テシネ特集を録ってたので、「私の好きな季節」「野性の葦」「夜の子供たち」「溺れゆく女」と4本観た。ポータプルDVD・BDプレイヤーの小さな画面で鑑賞するのはまったく不本意なのだけど、入院期間も長くなり、これ以上映画なしの生活は耐えられないのでね。1日ほぼ2本のペースで観ている。
アンドレ・テシネの作品、多く「結論を出さない」という特徴があってもやもやしたまま鑑賞を終わるが、しかし少し時間が経つと不思議と充実した気分がやって来る。きっと人間の人生は本来カオスそのもので、テシネの作品にはその本質が描かれているのだろう。