政界の世襲問題が取り沙汰されているが、
芸能界の世襲問題はどうか。
これは日本だけでなく、どこの国にも世襲タレントはいる。
その中で、確かに優秀な人材も出てくるわけなので、全面否定するわけではない。
最近の例でいえば、松田龍平・翔太がデビューしなかったら、映画界にとって大きな損失となっていただろう。
しかし、である。多すぎるのだ、日本は。
しかもとうてい「7光」がなければデビューできそうにないようなタレントばかり。
しかもそのような連中に限って、ワイドショーやバラエティなどによく顔を出す。
関根勉の娘(名前は覚えていない)、そして最近ではIMALU、穂のか。
それでもまだ、「女優で」「歌手で」と方向性をはっきりさせて地道にやっていこうとするのならまだしも、
「とりあえずTVで露出して」という根性の連中には心底不愉快になる。
特にここ数日ではIMALU。
見たくなくてもテレビをつけていたら目に入ってくる。
あのおもしろくもない横着な喋り方、あの顔・・いったい誰が楽しんでいるというのだ。

さて、一時はひとケタ台も見えたかと思われた「白い春」の視聴率が第8話にして14%と最高値を記録した。
終盤に向けて、たっぷりフリもしているので、来週はさらに上げる可能性もある。
吉高由里子の一般的認知度もますます上がることだろう。
この認知度を利用して、映画館へ人をさらに引き寄せる。
瑛太が構想して成し得たことを、吉高由里子が無意識にやってくれれば言うことはないが。