(そっけないところが世界遺産の自信なのか~)などと本当に思ったわけではない。
個包装のビニールを破り、キャンディーを口へ入れる。
(これは上手い!)とまでは思わない。
でもある程度は上手い。
不味いには程遠い。
しかしそれは「塩」の味に対してではなく「キャンディー」の味に対してである。
わたしの今の使命は「塩通(しおつう)」あるいは「塩グルメ」への階段を上ることだ。
塩の味を探す。
確かにほんのりと「塩」だ。
(こ、これが≪世界遺産の地・知床産の塩「ラウシップ塩」≫かあ~・・)
しかし・・しかしである。
これを「ドイツアルプスの岩塩」と区別できるのか?
高い・・「塩通(しおつう)」あるいは「塩グルメ」のマウンテンはとてつもなく高い・・。