「テス」ロマン・ポランスキー監督

美しく、哀しく、そしてアイロニカルでもある映画の代表的作品。適度な芸術性と通俗性の混淆。音楽も高品質な通俗性を持って盛り上がる。それにしても完璧に近いほど「聖俗」の両面を兼ね備えた女優だったナスターシャ・キンスキーが間もなくB級女優になったのにはガックリ。

8点