携帯が鳴り終わるまで待ち、バッグに入れて外に出る。
湿気を含んだ夜気が纏わりついてくる。
ラーメン屋は近所に3軒。
チェーン店は避けて、地元で展開している未来軒へ向かう。
こうして気軽に良子とラーメン屋へ来ることができたら・・。
しかしそんなこと当の良子も望んでないことは分かっている。
分かってはいるが、どうにかならないかとも考える。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。