「素直になれなくて」第4話だけれど、「いかにも」な話題を無理に詰め込みながら、相変わらず空虚に展開している。
吉川光司のエピソードなど蛇足もいいところだけど、それを言えばドラマのほぼ全てが蛇足のようだと表現できなくはない。
蛇足だけでもおもしろいものにすることもできるのだとおもうが、「素直になれなくて」は空回りするばかりだ。

それにしてもこのドラマの「ツウィッタ―仲間」はどのくらいの頻度で集まっているんだろう。
1回分の放送で大の大人が数回集まってけんかしたり、慰め合ったり、恋し合ったり・・。
ドラマ上とは言え、わたしの感覚では「気色悪い」のひと言。
それともこのようなグループ活動を「素敵」だと思う人が多いのだろうか。
できればこのような「活動」を忌避する人間が増えてほしいのだが。

仲里依紗の「ヤンキー君とメガネちゃん」第3話。
感想は後日だが、おもしろい。
この単純明快さ。
そしてフォーカスの絞り具合。
気楽に楽しみたいテレビドラマのあるべき姿だ。
川口春奈をあのような形で使うのも思いきりがいい。

この仲里依紗の素晴らしさ。
沢尻エリカのクオリティを考える上で大きなポイントだと思うのは、「時代は早くも変わった」ということ。
沢尻エリカが女優として高い評価を上げていた頃はまだ吉高由里子も仲里依紗も、そして満島ひかりも台頭していなかった。
今は吉高由里子も仲里依紗も、満島ひかりもいる。
この差は大きい。