「チェイス 国税査察官」最終回。
ARATAのパフォーマンスは見事の一言の尽きた。
クライマックス、ARATAは江口洋介に銃口を向け、自らの本当の姿を曝け出す。
結局最大のトラウマは「母親の愛」だというやや平凡な「オチ」だったし、ストーリーに無理な部分はけっこう見られたが、そうしたことも忘れるほどARATAは素晴らしかった。
とにかく息を呑んで見入った。
テレビドラマでは滅多にないことだ。
美しく、凄愴で、しかも声が素晴らしい。
さらにセリフ回しが圧倒的なのだ。
強弱の付け方、エモーションの込め方、エモーションを爆発させながらも漂う空虚感。
改めて凄いと思った。

● 「蛇にピアス」の奇跡的な3人(吉高由里子、ARATA、高良健吾)。再共演がいつかあれば・・。