6月30日の毎日新聞。
「異論反論」というコーナーに西部邁が寄稿していたので少し取り上げてみる。
西部邁の思想の関しては賛否、あるいは好悪があるだろうが、わたしは全てに賛成するというわけではもちろんないけれど、おおむねおもしろく読んでいる。
政治だけでなく、死生観なども興味深い。
まずは菅直人政権誕生を受けての次の文章から。


政権への支持率が8カ月の間に70%から20%へ、そして60%へと急変するのは、世論の病理現象である。それは政権の能力を判断するに当たって、世論が何の予測能力も持っていないことを自己暴露した。

 6月30日毎日新聞「異論反論」西部邁