ポップカルチャーを中心とした日本の現代を象徴する代表的な言葉の一つが「かわいい」であるとされる。
若い女性を中心として「かわいい!」という言葉を連発し、本来「かわいい」という対象でなかったはずのものまで「かわいい」の範疇に入って来ている状態となってからもう長く、この傾向は留まるところを知らないようにも見える。
もちろんわたしも「かわいい」を全面否定するつもりなど毛頭ない。
「かわいい」ものは心を和ませてくれるし、生活に潤いを与えてくれるデはにか・・、などと誰でも考えそうなことを書いてみたりする。(笑)
しかし何にでも「かわいい」を持ってきたり、「海外にカワイイを発信」などという話になると、それは違うのではないかと感じるのだ。
大人には大人の世界、たしなみがあると思うのだ。
そこで壇れいの「金麦」である。