そんなこんなで第3話まで進んだ北川景子新ドラマ「Lady」だけれど、第一話もそうだったが第3話も最後は犯人の側に「可哀相」な略歴があるという「泣かせ」が用意されていた。
「泣かせ」も上手に入れるのであればまだしも、まるで取ってつけたように「ちょっといい話」(笑)が出ると「またか~~」と苦笑してしまう。
例えばデヴィッド・フィンチャーの映画「セブン」のケヴィン・スペーシーに実は「こんな可哀相な生い立ちがあって・・」などという話を付け加えていたりしたら、鑑賞者は煮え湯を飲まされた気分で家路についたことだろう。(笑)