「映画」と「吉高由里子」。
現在の日本で最もワクワクさせる組み合わせの一つだ。
映画へ出演する「俳優」は数多いけれど、映画館のスクリーンで本当に妖しい美しさを発揮できる女優など滅多にいるものではない。
ほぼ一年以上スクリーンで主要な役として出演することのなかった吉高由里子が「GANTZで帰って来る。
誰が期待せずにおれようか。
わたしは満を持して映画館へ駆けつけた。
監督、スタッフなどに不安は抱えていたけれど。
それにしても「デスノート」くらいのおもしろさはあるだろうという期待はあった。
が、結論から書けば、そこまでもなかった。
もちろん吉高由里子の責任ではない。
「日本映画」と「アクション」の間に横たわる高い壁が一番の問題だ。