吉高由里子広く深い魅力とは。
つまり吉高由里子は、「高度に美意識の高い人たち」にも「普通の生活者」にも受け入れられるだけのポテンシャルを持つ。
これは繰り返し強調したいのだけれど、テレビ文化が社会に浸透して以来、日本は「普通の生活者」に受け入れられる人間にポピュラリティが偏り過ぎていた。
そんな風潮が文化、そして社会をつまらなくして来た。
と、この話をここで深く追求はしないけれど、映画「蛇にピアス」で一躍映画、アートシーンに躍り出た吉高由里子は本来「高度に美意識の高い人たち」を中心に支持を集めるタイプの女優だったし、今ももちろんそうである。

もし「トリス」のCMやドラマ「美丘」でしか吉高由里子を知らないというのであれば、「アンアン」(No.1747)の吉高由里子グラビアを見てみるといい。
「美しい」という言葉が完璧にしっくり来る吉高由里子がそこにいる。