愛 勇気 行動

まあ世界的超一流監督の映画と比較するのもなんだけれど、ピーター・ジャクソン監督の「ラブリーボーン」も「娘を殺された家族」の話だ。
「ラブリーボーン」は殺された娘の魂(霊)が天国でも地獄でもない中間地点と現世の間を彷徨いながら自分の家族、そして憎むべき犯人を見つめ続けるという設定となっている。
「天国でも地獄でもない中間地点」のヴィジュアルが、ファンタジックに過ぎるけれど圧倒的で、ストーリーの運びも上手く、2時間以上がアッという間に過ぎていく。

とまあ、「それでも、生きてゆく」との共通点は「娘を殺された家族」を扱っているという点のみだけれど、その点だけでもえらく違うのだ。

つづく