もうず~っと続いていて、いまだに変化する様子は感じられないんです。
なんでもかんでも「軽~く」見せようという風潮。

「イクメン」、そして「イクジィ」…。
男が家事や子育てに参加するのは当然のことのはずだけれど、長らく日本ではそれが「あり得なかった」ということで「イクメン」だの「イクジィ」だのいう言葉が使われるのだろうが、しかし同時にマスメディア用語であり、根深い商業主義と結びついているのも事実だ。

ということを抜きにしても、この「言葉の軽さ」は度し難いものがある。
これだけ「軽い言葉」で人生を彩られるというのは、わたしなどの感覚では、「人間の尊厳」を損ねられるに近いのだが…。