●「明日、ママがいない」第3話ですが、ずいぶんと優しくなった印象です。
例の「中止要請」などの影響があったのかどうか知りませんが、「施設」職員もずいぶんと人間味を出して来たし。
でも三上博史、木村文乃、三浦翔平といった「有名俳優」が演じている以上、「悪いまま」で終始することはない、というのはテレビドラマの一般的セオリーでもありますね。(例外もありますが)
三上博史は「悪いまま」演じたいという気持ちもあるかもしれないけれど、これだけ余計なプレッシャーが掛かって来ると、「施設職員を悪いまま終始させる」ことはなかなか難しい。
それにしても「何らかの表現活動」に対して、「批判」とか「抗議」ならあってしかるべきだけれど、いきなり「中止要請」という行為はいかにも野蛮です。
「子どもが傷つくから」という「正義」を黄門様の印籠のように振りかざすやり方が罷り通っていてはいけないですね。
ただわたしは、「明日、ママがいない」に関しては大きな問題を感じていないけれど、「テレビの在り方自体」には常に批判的で、「本当に批判すべき」は「明日、ママがいない」ではなく、他に山ほどあると思っています、テレビ界には。