●さて、2014年春新ドラマ「ファースト・クラス」に出演の沢尻エリカに関し、「可愛い」「きれい」「美しい」をきちんと区別して使わねばならない、というお話をしました。
例えばマリオン・コティヤールであれば文句なしに「美しい」という言葉を使えます。
マリオン・コティヤールの場合、もちろん顔立ち、プロポーションなど、持って生まれた外見も抜群なのだけれど、「美しい」という言葉の基本として、特に「人間」に対して用いる場合は、「内面から湧き出るもの」を感じさせないといけない。
わたしはそう考えており、マリオン・コティヤールにはそれがある。

マリオン・コティヤールはもともと「ただの美女」ではない、奥深さを感じさせる顔立ちなんですね。
それが映画「ピアフ 愛の賛歌」で命懸けの役作りによって歴史的大歌手エディット・ピアフを演じ切ることで神々しいまでの「美しさ」を発露するようになった。