●UFC173。
相手はチャンピオンの中でもビッグ・ネームのヘナン・パラオン。
最近「絶対王者」と呼ばれたファイターが敗退するケースも増えてきたとはいえ、相手がTJティラショーではまず盤石かと考えられていました。
しかしTJティラショーの試合運びの見事なこと!
軽快なフットワークを絶やすことなく、遠くから伸びて来るパンチが的確にパラオンと捕らえる。
パラオンはティラショーのフットワークに付いて行けず、パンチがほとんどヒットしない。
さらにティラショーが時折見せる左は言キックが実に効果的。
5ラウンドまでもつれこみ、判定勝利でも十分エキサイティングな試合内容だったところが、左ハイからのパンチ連打で完全決着!
これだけ鮮やかな王座交代もそうそう見られない。
TJティラショーよ、猛れ!