●「花子とアン」。
わたしも楽しみに観ています。
とても楽しいドラマで出演者も豪華。
文句なくそうですが、しかしそれは「作品として」素晴らしい出来かどうかとは別の話です。
「花子とアン」が高視聴率でることにより、おそらく今後アホなライターなどは「吉高由里子の代表作」という書き方をするでしょうが、「それは違う」と今の内に言っておきます。
なにせ半年も続く朝ドラマ、随所にご都合主義が満載で、とてもじゃないが一つの作品として称賛するようなものではない。
人物の描き方も見事なまでに類型的そのものだし、台詞も同様です。
今のところ吉高由里子の代表作は「蛇にピアス」と「婚前特急」、そしてこれから必ず出演するであろう素晴らしい映画である、と言っておきましょう。