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ふふふ、末尾ルコ傑作詩「高知と花ニラ」篇。ルーク・エバンスの「ドラキュラ・ゼロ」とヴァンパイヤ映画史。 [吉高由里子]

[黒ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[黒ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ傑作詩「高知と花ニラ」篇。

花ニラと呼ばれるものには
園芸用と食用が
あるという
ぼくが食べたのは
もちろん食用の
花ニラさ
ああ
食用の

食用の花ニラは
違っていた
普通のニラとは
ずいぶんと違っていた
ルルルルル
デリケートなお味
ルルルルル
デリケートな噛みごたえ
ルルルルル

●「ドラキュラ・ゼロ」という映画がありますね。
「ドラキュラ・ゼロ」はドラキュラのモデル的存在であるヴラド・ツェぺシュ
ヴァンパイヤ物の映画はモノクロ時代から常に制作されていますが、ヴラド・ツェぺシュそのものを主人公にした作品はさほど多くありません。
基本的に多くの正調ヴァンパイヤ映画はブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」がベースになっています。
そこでかつて人口に膾炙したのがクリストファー・リーのドラキュラ伯爵なんですが、今日びもうあまり観られなくなってますよね。
黒いマント、オールバックに撫でつけられた黒髪、血走った目、そして二本の鋭い犬牙・・・。
それ以前にFWムルナウのサイレント傑作「吸血鬼ノスフェラトゥ」があったけれど、トーキーの時代に無声映画を観る人たちが多くいるわけもなく、「ドラキュラ=クリストファー・リー」というイメージは長く続きました。
ムルナウ版の吸血鬼は丸坊主で前歯が尖っているという「奇怪」としか言いようのない外見。
現在多くの人が持つ、「ヴァンパイヤ=ダンディ+耽美」というイメージとは大きく隔たっています。
ムルナウの「吸血鬼ノスフェラトゥ」はサイレント時代、まだ「恐怖映画」などというジャンルに慣れてなかった人たちが映画館の暗闇で観た時にとても怖かっただろうな、というのは分かりますが、今現在テレビ画面で鑑賞して怖いかと言えば、わたしはまったく怖くなかった。
もちろん映画表現などの観点からすれば、今でも「凄いな」という部分は多いですが。

「ドラキュラ・ゼロ」は主役をルーク・エバンスが演じていて、「耽美」というよりも「男っぽい」魅力が垣間見られます。
これは歴史上の人物であるワラキア公国のヴラド・ツェぺシュのイメージに近づけようとしたのでしょう。


[スペード]「マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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