●で、大盛況だった「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」ですが、一本の映画としては「そこそこ」の出来です。
ただ見せ場の演奏シーンは凄かったです。
もうステージが始まっているのにパガニーニが出て来ない。
一体どうしたんだ?パガニーニはもう出るつもりはないのか?
と関係者も緊迫する。
たっぷり気を持たせて、ギリギリのところで客席後方のドアからヴァイオリンを弾きながら登場。
観客大熱狂! 
そしてしばらく続くパガニーニ(デイヴッド・ギャレット)の演奏は、確かに映画史上稀に観るド迫力のヴァイオリンシーンでした。