●末尾ルコ傑作詩「バルテュス」と「長椅子の上のテレーズ」と高知篇

高知でぼくは観照している。
バルテュスの 「長椅子の上のテレーズ」の
エロスにまみれた エロティック
「長椅子のテレーズ」は、
肌も過度に露出していない
「普段は見えないところ」が
見えているわけでもない
煽情的な表情も
挑発的なポーズも
ない
なのに
最も
エロスにまみれた エロティック