●わたしたちは「高倉健」を観続け、語り続けねばならない。

「高倉健死去」のニュース。これほど信じ難い「死」のニュースは滅多にない。わたしはもちろん「健さん全盛期」をリアルタイムで鑑賞した年代ではないが、後から多くの映画を観てきた、そして今後も観続ける者の一人として、「いつ、どんな年代の人が観てもおもしろい」のが「高倉健主演映画」だと断言できる。「絶対にいてくれなければならない人」がいなくなる・・・ここまでの喪失感も滅多に味わえない。わたしたちが今、必ず誓わねばならないことは、「高倉健の映画を観続け、語り続けること」だ。高倉健さん、安らかに。