●末尾ルコ傑作詩「孤独、ミリアム・ウルド・ブラム、四万十市」篇。

あなたは孤独であるだろうか?
それは幸いです。
孤独を知る人にしか
幸福は分からないから。

そうだ。
それが真理だ、
間違いなく


俺は四万十市の方を仰げば、
何かが飛んでいる

ミリアム・ウルド・ブラムにさえ
ミリアム・ウルド・ブラムにさえ
判別不可能な
何かが

四万十市の方を仰げば