●末尾ルコ詩D「猫、エドモン・ダンテス」篇。

「猫、エドモン・ダンテス」

ページを開けると、そこは
エドモン・ダンテスだった。

開け、
ページを!

まだ開いたことのないページはもちろん、
何度も開いたページでさえも!

そうすれば、
こんな悦びも待っている。

ページを開けると、そこは
エドモン・ダンテスだった。

・・・・・・

ぼくの素敵なネコには
まごうことなき真の愛を
贈るつもりだよ!