●末尾ルコ「美に関する考察」~あなたは聖マリア教会に、ジバの聖地に、98段の階段に、「美」を感じるか?

わたしは日本の神社や寺院も大好きなのですが、「普遍的美しさ」という点において一部のキリスト教会には敵わないという気がしています。
これは本当に「普遍的」な、あるいはそれに近いものなのか?
それとも欧米的価値観の刷り込みによるものなのか?
いずれにしても「美」を考察する際、とても興味深いテーマです。

〈美〉。

あなたはどんな対象に〈美〉を感じますか?

スロバキアの聖マリア教会に話を戻しますと、その場所はキリスト教会が経つ以前からジバの聖地だったのだといいます。
「ジバ」とはスラブ人の女神であるそうです。
さらに当地には聖マリア教会へ至る98段の階段があり(「世界ミステリー遺産に挑む」では99段と紹介されていましたが、数え方で一段変わるのでしょうか)、結婚式で新郎が新婦を担いで昇るという伝統があるそうですが、場合によっては(笑)たいへんな作業となりそうです。