●末尾ルコ詩D「猫、ライラック」篇。

「猫、ライラック」

ライラックを
リラと呼び
リラを
ライラックと呼ぶ
そこでぼくは
リラであり
ライラックであるその花を
いつ見たのだろうかといぶかる
ストーンズを聴きながら、
いぶかる。

・・・・・・

ぼくの素敵なネコの魅力について
いぶかったことなんか、
あるはずないさ!