●末尾ルコ詩D「猫、サント・コロンブ」篇。

「猫、サント・コロンブ」

クロード・クロッツの小説に満ちた黄昏
を 目の前のパンジーへと注入してみようか
サント・コロンブが
マラン・マレに伝えたことがあるとしたなら

サント・コロンブは
ずっと分かっていたのだろうか
音楽が
この世のものではないことを

ヴィオールを奏でる
きっと今も奏でている
サント・コロンブは

・・・・・・

ぼくの素敵なネコの
歩く姿はとても
音楽!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)