●末尾ルコ詩D「猫、感覚」篇。

「猫、感覚」

高知市薊野にある


パリ・オペラ座のダンスを
背に感じている
背に
アマンディーヌ・アルビッソンの
マリオン・マレシャル・ルペンの
アジテーションを
鼓膜に感じる
中村文則の
『迷宮』を
眼球が受け止める
そんな夜

高知市薊野にある


・・・・・・

ぼくの素敵なネコのために
ぼくはいつも
すべての感覚を
働かせている!


(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)