●末尾ルコ詩D「猫、文学」篇。

「猫、文学」

だからでもないが
Mはミシェル・ウエルベックの
『素粒子』を手に取る
『素粒子』はそこに
ふとあった
Mが探していたのは、
実はフィリップ・ロスと
トマス・ピンチョンだったのだけれど

・・・・・・

ぼくの素敵なネコと
ぼくの日常は、
それこそ文学そのものに
なりたいね!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)