●不沈艦スタン・ハンセン台頭時の衝撃。

末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」

日本でお馴染みの外国人レスラーというか、日本が主戦場となり、プロレスファン以外にも広く名前が知られていた外国人レスラーを挙げていけば、

ザ・デストロイヤー
アブドーラ・ザ・ブッチャー
スタン・ハンセン
ハルク・ホーガン

といったところか。
ハルク・ホーガンは新日本プロレスで力をつけた後、米国でスーパースターとなってしまったため、滅多に来日しなくなったが。
ハルク・ホーガン以降となると、プロレス人気が落ちたため、「プロレスファン以外にも広く知られる」までに至ることはなかったのだと思う。
テリー・ファンクも一時高い人気があったが、米国でも地位があったために(ヒールとして)、「ほとんど日本にいる」という状態ではなかった。
ハルク・ホーガンは新日本で「ハンセン脱退後」に無理矢理スターに仕立て上げられたことのあり、当初はそのムキムキ筋肉に関わらず、ひ弱な印象があったのに対し、リアルタイムでその台頭を見守ったスタン・ハンセンのインパクトときたらなかった。