●「憧れ」ではないけれど(笑)、(ひょっとして)と思っていたキラー・トーア・カマタとジプシー・ジョーが現実化した日。

末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」

高知で国際プロレスの試合を放送したことは一度もなく、国際プロレスは主にプロレス誌の、特に白黒ページで(笑)どんな試合をやっているかチェックできるのみだった。
おそらく新日ファンも全日ファンも国際プロレスに対しては「格下」という勝手な優越感を持っていたから(カール・ゴッチ、バーン・ガニア、ビル・ロビンソン、アンドレ・ザ・ジャイアントらが来ていた時代は別である)、写真を観ながら「憧れる」ことはなかったが、(これは凄そうだ)と思っていた外国人レスラーはいて、例えば、ジプシー・ジョー、キラー・トーア・カマタ、あと風貌的にはアレックス・スミルノフとか。
よもやその後、ジプシー・ジョーやカマタが全日本のリングに上がるとは夢にも思っておらず、(ほお、こういうレスラーだったのか)と別の意味で楽しませてもらった話はまたの機会にしよう。