●アカデミー賞2017 作品賞発表間違いにエマ・ストーンはこう言った。高知ではプレミア・フライデーなどないぞ!村上春樹新作「フィーバー」(笑)との共通点は?

世界を驚愕させた、2017年アカデミー賞作品賞の「発表間違い」。
これについては今後じっくり語るとして、当初はショックを受けていたエマ・ストーンも、その後、次のような「cool」なコメントを出している。
"Is that the craziest Oscar moment of all time? Cool! It's going to be history."(BBCより)


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プレミアム・フライデーとか全国版のニュースなどではいかにも浮かれた調子で報道されたけれど、高知新聞によれば、高知でプレミア・フライデー、「実施企業見当たらず」だったといいます。
プレミア・フライデーとかすぐに取り入れられるのは、都市部の一部企業だけのことではないですかね。
地方では年中無休のショップなどで働いている人たちが多いし、そうした人たちももちろん休みは取るけれど、シフトで取るから「~曜日に揃って休み」なんていうのは不可能です。
医療機関で働いている人なんかもそうですね。

村上春樹新作の報道なども似たような感じを受けます。
村上春樹の小説は全国で売れるだろうけれど、徹夜で並ぶとか、買ってすぐ書店の特設スペースで読書を始めるとか、「フィーバー」(笑)しているのは、これも都市部の一部「ハルキスト」だけでは。
ノーベル賞発表の日にカウントダウンするとか、まあ誰しも表現の自由があるので「ご勝手に」というところですが、「文学好き」というよりもかつてボジョレーヌーボーや日本初上陸のドーナツに「フィーバー」(笑)した感じに似ています。
「文学好き」なら、家へ持って帰って読め!とまでは言いませんけど(ふふふ)。
ま、それと、「いちいち大袈裟に報道するな!」というのが一番でしょうか?
村上春樹ファンの中には、こうした「フィーバー」(笑)に眉を顰めている人たちもいると思いますが。