●宇多田ヒカルの歌う「アクロス・ザ・ユニバース」~「Across the Universe by Utada Hikaru Cover」を視聴した夜。

末尾ルコ「音楽の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

ザ・ビートルズがいかに偉大か客観的には理解していても、わたし自身は熱心に聴いたことはない。
もちろんザ・ローリング・ストーンズと比べれば、わたしは文句なしにストーンズ派なのだけれど、別にストーンズやジミヘンがいなくても、ビートルズに熱中することはかなっただろう。
などと書いているけれど、そもそもわたしがロックを聴き始めた頃には既にビートルズは解散していたのであって、初めて買ったビートルズのアルバムは『レット・イット・ビー』なのだけれど、(ああ、こんな感じか)と思ったくらいでとりたてて大きな感銘を受けたわけではなかった。
近年ポール・マッカートニーが何度か来日公演を行い大絶賛されているけれど、それも(どうなんだろう)と感じるのだが、そんなわたしでもいくつかとても好きなビートルズの曲があって、その一つが「アクロス・ザ・ユニバース」。
で、この文章は何を言いたくて書き始めたかというと、YouTubeで視聴した

「Across the Universe by Utada Hikaru Cover」

がかなりよかったと、それだけのことである。