●末尾ルコ「平成史」~と言っても、平成前夜(1988年)北米興行収入トップ10の傾向について語るし。

1988年北米興行収入トップ10は次のようになっている。

1『レインマン』
2『ロジャー・ラビット』
3『星の王子 ニューヨークへ行く』
4『ビッグ』
5『ツインズ』
6『クロコダイル・ダンディー2』
7『ダイ・ハード』
8『裸の銃を持つ男』
9『カクテル』
10『ビートルジュース』

『レインマン』と『カクテル』のトム・クルーズ主演作が目を引くが、それ以上に大きな傾向があるのにお気づきだろうか。
何と、10本中7本がコメディ映画なのである。
『ロジャー・ラビット』、『星の王子 ニューヨークへ行く』、『ビッグ』、『ツインズ』 、『クロコダイル・ダンディー2』、『裸の銃を持つ男』、『ビートルジュース』の7作品がコメディ映画の範疇となる。

さてそれぞれの作品、「誰が主演だったか」何本お分かりになるだろうか。