もはや「歴史的大女優の一人」に挙げても誰も異論は挟めないであろう(とわたしは希望している)存在がジュリアン・ムーアです。
ジュリアン・ムーアはかつて世界の誰もが到達したことにない領域まで達しています。
多くの俳優たちには明らかに「全盛期」と表現できる時代があり、その時期は凄かったけれど、他の期間は並みだった、というケースがかなり一般的です。
ところがジュリアン・ムーアに関してはいつが全盛期なのかまったく分からない。