末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題」

6月23日(火)手術後457日目
退院後263日目

わたしの外出時、母の世話を手伝ってくれている者がいるとき以外はすべて母と同行です。
と言うと、「大変だね」とか「すごいね」とか「偉いね」とか、しかし中には「何考えてんだ、そんなことして」とかのたまうUSURAうましかもおりますが論外なので捨て置いて、まあだいたい吃驚されたり褒められたりと、もちろん賞賛が欲しくて始めたわけではないけれど、褒められりゃ悪い気はしないとは前にも書きました。
もちろん大変です。
しかしこれも前にも書きましたが、「母と同行だからこそ」の得難い愉しみがとても多い。
「(現在)要介護3の母とほとんど同行」というのは特殊な人生ですけれど、特殊な人生でなければ見えてこないものは無数にあるのです。

さて、「(現在)要介護3の母とほとんど同行」となると、バリアフリーはもちろん、出先はまず多機能トイレ(多目的トイレ)が設置されている施設(場所)ということになります。
ただですね、一つの多機能トイレ(多目的トイレ)が使用中だと、スーパーなどで同様のトイレは一か所しかない場合がほとんどですから待つ必要がでてきます。
そうしたトイレは普通「どなたでもご使用できます」と掲示されているので「どなたでも」使用して差し支えないのですが、どっかの渡部建とかいうお笑いさんのような「目的」で使用されちゃかないませんし、そうでなくても正直なところ、普通のトイレを余裕で使用できる人が中から出てくると、(う~ん・・・)という気分にはなります。
まあこれは「要介護3の母と同行している」からこそのいささかネガティブな、そして自己中心的な感情ではあるのでしょうけどね。
もちろん小さなお子さん連れの方は多機能トイレ(多目的トイレ)を使用するのが当然ですし、健常者の方でものっぴきならない理由があって使用しているケースもあるでしょう。
ただぶっちゃけ正直なところ、健常者の方でのっぴきならない事情がない場合には通常のトイレを使用していただきたい・・・はい、自己中心的な思い出はありますが、多機能トイレ(多目的トイレ)でないと困る人間が世の中にはいっぱいいるわけですから。

で、この前もあるスーパーで多機能トイレ(多目的トイレ)で待っていたらどう見ても健常者の中年男性が出てきた。
その人物の容姿について腹立ちまぎれに描写するのは差し控えたいが、つまりそんな容姿でした。
で、何が腹が立ったかって、件の中年男性がどう見ても健常者であったということはさて置いて、その男の後にトイレに入ると煙草の臭いが充満していたのです。

ここで一つ書いておきますが、わたしは決して「煙草を吸う人たちを嫌ってません」。
わたし自身は人生の中で煙草を吸っていたのは僅かな期間でした。
そうですね、高校2年くらいから20歳くらいまでです。
その後はものの見事に吸うのを止めました。

けれど多機能トイレ(多目的トイレ)は普通「禁煙」だし、そのトイレもその旨しっかり掲示されていた。
つまり件の男は多機能トイレ(多目的トイレ)のルールを破り煙草を、しかもかなりの量吸い、その行為のためにその場所を必要としている母を待たせたということになるのです。
そりゃあかなり腹は立ちます。