●末尾ルコ詩 フラグメント「猫、ロミー・シュナイダー」篇。

「猫、ロミー・シュナイダー」

アメリ・ノトンを読もうとして、
隣にあった「北斗の拳」を
手に取るべきではなかったのか
あったのか
でもぼくは
ロミー・シュナイダーの伝記を
見つけたのだし

ロミー・シュナイダーの生涯を見ていたら
人間の
不幸
幸福
そんなことは
容易には決められないと

ねえ、ルシフェル

・・・・・・

もちろんぼくの素敵なネコには
「真の幸せ」ってものを
感じてほしいのさ!