ジャンルのファンにとって、「そのジャンルの熱心な理解者である自分」と「一般の人」の間には明確な差異を保っておきたいもので、しかもまだ幼かった(うふふ)わたしは、(とても子どもが観るようなものではないベルイマンなんて知ってるオレってかっちょいい!!)と感じていなかったと言えば嘘になるのです。
今のわたしはそうではありませんけどね。
ただ便宜上、例えば「映画ファンー一般の人」という区別はしています。
これは「マニアという狭い世界を作りたい」という気持ちとは真逆で、「より多くの一般の型にもコアな世界を知ってほしい」という気持ちからです。