わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。




そういえば2021年の大晦日から元日にかけての深夜。。
『ももいろ歌合戦』を愉しく観終わった後、右下歯茎が痛くなった。
理由は恐らく、知覚過敏状態になっている箇所でけっこう冷えてた寿司を(スーパーのです)噛んだからだろう。
かなり痛い。
かなり痛い状態で元日の朝を迎えたくない、そりゃそうだ。
なので『ナロンエース』を服用したら、朝起きるとケロリだった。
蛙じゃないけどね。
いつだってこの症状に『ナロンエース』が効くかどうかは分からないけど、常備薬ってのも大事だね。

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『リトル・ジョー』という映画は確かにエミリー・ビーチャムの魅力が圧倒的に牽引している。
なるほどカンヌ映画祭女優賞を獲得しはずだ…とはそこそこ納得できても十二分にとはいかない。
『リトル・ジョー』自体がまったくエモーショナルなシークエンスのない、それでいて十分魅力的なのだが、鈍く輝くSF短編のような味わいの作品となっている。

『リトル・ジョー』は言ってみれば、「人がハッピーな気持ちになる花を開発している研究者たち」が中心になっているストーリー。
しかし「心」以外の何らかの作用によって「ハッピー」になることを目指す危険性が描かれている。
ベン・ウィショーもケリー・フォックスも出演している。
伊藤卓司の和風音楽が不思議な印象を醸し出しているが、ちょいちょい耳障りである。
監督はジェシカ・ハウスナー。
彼女の『ルルドの泉で』は大好きな作品だ。

ともあれエミリー・ビーチャムを心地よく体験できる映画であるともいえる、『リトル・ジョー』は。
しかし『リトル・ジョー』以前にビーチャムが高い評価を得た『Daphne』は日本で公開されてない。


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