「トリコロール 赤の愛」クシシュトフ・キェシロフスキ監督

ストーリーはやや頭でっかちだが、映像に酔いしれる。光と影、射し込まれる濃厚なカラー。計算し尽くした色彩のリズムは唖然とするほど素晴らしい。新鮮なイレーヌ・ジャコブと威厳のあるジャン=ルイ・トランティニャンのコンビネーションも抜群。