ミア・ゴスのような立ち位置の映画女優って、かつて存在しなかった、これは間違いない。
ミア・ゴスは傑作「Pearl パール」においてもちろん主演であるが、脚本、制作、制作総指揮にも名を連ねている。
ただここまではハリウッドで力を持った女優であればやる人は少なからず存在するが、ミア・ゴスの場合はその女優としての存在がまた格別なのてある。
その伸びやかな美しいプロポーションもさることながら、ミア・ゴスは「顔だけ」でも十分鑑賞価値かある。
その北欧ルネサンス絵画の人物のような美しさを持ちながらかなり不気味。まあ北欧ルネサンス絵画の人物、そんなタイプ多いんだけど、ミア・ゴスは加えて可愛い顔でもあるのです。
そんなミア・ゴスを生かしきった「Pearl パール」は正しく近年の傑作。その構成、テンポ、色彩など、あらゆる要素が高いクオリティの見事な映画だ。