吉高由里子が出演する「白い春」で
阿部寛との共演以上に期待するのが遠藤憲一とのクロスだ。

遠藤憲一・・。
「エンケンって素敵♡」などとつぶやく女子が増えれば
日本はもっと住みよい国になるのだろうが。

「エンケン」・・・遠藤憲一。
1961年6月28日生まれの多分男盛り。
「トヨエツ」・・・豊川悦司よりも少しお兄さんである。
しかし世間が遠藤憲一を見るまなざしは、
豊川悦司を見るまなざしとずいぶん違う。

けれど日本人は知らなければならない、
「エンケン」がどれほど重要な映画に出演してきたかを。

「その男、凶暴につき」
「月はどっちに出ている」
とりあえずこの2本へ出ているだけでも表彰ものだ。
そうかと思えば、
「特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション」
「漫★画太郎SHOW ババァゾーン3年B組珍八先生」
「オッパイ星人」
「巨乳をビジネスにした男」・・・
この、あられもないキャリア。
別に吉高由里子にこのようなキャリアを歩んでほしいとは思わない。(笑)
しかし2人はすでにクロスしている。

「僕の彼女はサイボーグ」
2人のフィルモグラフィーには、
共通してこのタイトルがある。

2人の登場の仕方からいくと、
共演というのではないかもしれない。
けれどおもしろいではないか、
2人のキャリアに「僕の彼女はサイボーグ」があるというのが。