「月9」とフジテレビが誇っていた枠の「婚カツ!」第10話が8.8%だ。
昼間の「笑っていいとも!」に上戸彩を出しておきながら、視聴率は下がった。
しかもこれまでの放送分で最低の視聴率を更新した結果となったわけだ。
同じく視聴率低迷に苦しむ堀北真希「アタシんちの男子」だが、
最終回放送日の「笑っていいとも!」に要潤を登場させていた。
いかにもやる気のなさそうな要潤が印象的だったが、
このように「低視聴率の罰」とばかり俳優を宣伝に登場させる姿勢はどうにかならないか。
2009年4月スタートのドラマに関して言えば、
これら「受け狙い」がはなはだしいものは大失敗したということになるだろう。
しかこれはもちろん結果論で、気まぐれな視聴者はいつでも「受け狙い」に戻ってくる可能性がある。

それも含め、吉高由里子は(それとアミューズ)、
「まずクオリティありき」で仕事を選択すべきだ。
すべての俳優に言えることだが、特に才能豊かな人たちが時間を無駄にしてはならない。
要するに、「人気の面で失敗」しても「誇れる」作品という意味だが。
まあ、当然のことなのだが、当然のことが難しい日本の芸能界なのだ。

さて、いつも通りスルー作品の多い新ドラマだが、
絶対最初から最後まで観るのが北川景子出演「ブザー・ビート」。
北川景子が今の姿勢を失わない限り、
たとえ「相武紗季」が出ていようと、最後まで観る。