「恋文」田中絹代監督

森雅之の屈折ぶりが堪能できる作品。終戦後日本のどうしようもない「やるせなさ」を描いているが、「屈折ぶり」を見せつけながら、観客に不快感を与えないのは、やはり森雅之だ。当時の東京の景色もおもしろい。

5点