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吉高由里子「東京DOGS」第6話と「ゴースト ニューヨークの幻」。北川景子「筆談ホステス」。 [吉高由里子]

「花のあと」「死刑台のエレベーター」という注目映画が2本公開予定の北川景子。
しかしそれらは撮影終了しており、現在はTBS系で2010年1月放送予定のテレビドラマ「筆談ホステス」に取り掛かっているという。
北川景子は映画とテレビドラマの違いが持っても分かっている女優の一人であるから、ここでは「なぜまたドラマに」などということは書かない。
「筆談ホステス」は聴力を失いながらも銀座NO.1ホステスになったという斎藤里恵の半生を描いたものだという。
テレビドラマであるだけに「作品の質」などよりも、北川景子が役にどうアプローチをかけていくのかが見ものだろう。
この話題は当然追っていく。

さて吉高由里子「東京DOGS」第6話。
なんと1箇所、つい笑ってしまうシーンがあった。
小栗旬と水嶋ヒロがホテルでヘンな雰囲気になったとき、ラジオをつけると「アンチェインド・メロディー」が流れて来て、よりヘンなムードになるシーン。
ちなみに「アンチェインド・メロディー」は映画「ゴースト ニューヨークの幻」でデミ・ムーアがろくろを回すシーンで使用されたあの曲だ。
毎週「アンチェインド・メロディー」かければ、もっとおもしろいのに。

内容詳細は後日。

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コメント 6

She's a Rainbow

来年1月にスペシャルドラマ「筆談ホステス」の放映が決まりましたね。
聴力にハンディのある「Dear Friendsのリナ」が看護師ではなくホステスになった、そんな感じがしなくもないですが、そうだとしたら「Dear Friends」から3年たった北川景子が今度はどのように「不良役」を演じるのか…、またおそらくほとんどセリフがない役をどう演じるのか、そこだけはちょっと楽しみにしています。

ところで全く話は変わりますが、セリフと言えば以前ルコさんは北川景子のセリフについて「明瞭なセリフ回し」と書かれていましたね。私は北川景子の今後の課題の一つは「セリフ回し」のような気がしていたのでちょっと意外で、でもルコさんから「『セリフ回しが魅力的』と言うお墨付きをもらった(笑)」と大変うれしかったことを記憶しています。
あの時はブザービートのあの役柄にして「決して中山美穂のようなカマトトにならない知性と感性」という観点から語られていたかと思うのですが、実際のところそれを抜きに考えた場合はどうなんでしょうか?
微妙な表情の使い分けについて「ああ、この場面のこの表情は冴えわたってるな」と思う反面「セリフ回しがもうちょっとよければなぁ…」と思うこともあったので、その辺りをすいません、更に解説していただいてもよろしいですか?
いつも説得力のあるルコさんの視点でもって「自分を安心させたい」「北川景子をもっと好きになりたい」という私のわがままなんですが…(笑)。
また関係のない話で長くなりすいません…。
by She's a Rainbow (2009-11-24 13:11) 

末尾ルコ(アルベール)

She's a Rainbow様

さらに北川景子をお好きになりたいとは、素晴らしい!
最近の彼女は「大物女優」の風格さえ漂ってきました。

「せりふ回し」についてのご質問ですが、「明瞭」でしかも「魅力的」というのが「現在の」北川景子でしょうね。
まだ「うまい」という段階ではないと思います。
一般的に女優が「うまい」という段階まで行くには、30代からだと思いますので、北川景子も現段階で「うまい」必要はないと思いますけどね。

詳しく書いていくととても長くなりそうですので、ここで一点挙げておけば、
その「明瞭さ」というのが非常に「フランス」を感じさせて、日本の女優としては新しいと思うんです。
フランス語の「明瞭性」については多くの人が知っていますが、例えば北川景子は「抽象名詞」を操るような知的なシナリオでもとても似合いそうな感じ。日本ではそんなタイプ、あまり記憶にありません。あるいは(やや古い表現ですが)フランス風不条理劇の映画化であるとか。
セリフの「自然さ」や「情感」などという点では、もちろんまだまだ物足りないところがありますが、現在急激に成長しているので、「うまさ」もどんどん向上していくでしょう。しかしまずわたしが魅力を感じているのが、他の人にない「明瞭性」なのです。

                                ルコ
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-11-24 16:22) 

tama

私も北川さんの筆ホスみたいです^^
品格あって美しく
しかも努力家なんて
景子さんすごすぎますね^^
by tama (2009-11-24 16:53) 

She's a Rainbow

ルコさん、丁寧にお答えいただきありがとうございました。
回答いただいた内容について完全に理解するには、まだまだ私自身の勉強が必要なようですが、これだけ具体的な「ヒント」をいただけたことに感謝します。
「フランス」を感じさせる「明瞭さ」ですね。
かなり以前にゴダールの「勝手にしやがれ」や「気狂いピエロ」を観ましたが、ハリウッドにはない「芸術性」や「暴力性」といった通り一辺倒な感想で終わってしまっていた気がします。(勿論素晴らしいという感想は持ちましたが…)
こういった例えばフランス映画や文学等に触れて少しでも感性を磨くことが少しは北川景子の領域(本人がどこまで認識しているかはともかく)に近づく第一歩なのかな、と理解させていただきました。

ところで、最近の北川景子はまさに大物の「風格」ですね。
場数を踏むことにより獲得した「応対力」がそうさせるのかもしれませんが、知性と意識の高さがしっかりとバックボーンとしてあるため「気品の高さ」を保っていて、応対力ばかりが身について下卑ていくタレント達とは大違いです。
これからもしっかり応援していきたいと思います!
by She's a Rainbow (2009-11-24 18:29) 

末尾ルコ(アルベール)

tama様

その通り、凄い女優となってきた北川景子。
ぜひ応援してください!

                    RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-11-24 22:39) 

末尾ルコ(アルベール)

She's a Rainbow様

北川景子ほど「意識の高さ」や「努力」が本人のキャリアの上にダイレクトに現れる女優というのは滅多にいないですね。
わたしが2~3年前に予想していたよりも遥に成長が早いです。
「新しい女優」というオーラさえ感じられてきました。

「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」をご覧になったのですね。
特に「気狂いピエロ」はわたしの中の「ベスト映画」の一本です。
とりあえず観ている時間楽しめれば、かなり理解できていると考えてもいいのではないでしょうか。
これからもいろいろフランス映画をご覧になるといいと思いますよ。

                            RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-11-24 22:48) 

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