*暖かくなってありがたくないこと。

暖かくなれば植物はすくすく成長し花々は咲き誇るようになる。それはもちろん素晴らしいことだけど、庭の伸び放題の雑草をもちろん今のぼくは刈ったり切ったりできないわけで、となれば願うのだけれど、(伸びた雑草たちよ、引っ込め引っ込め)と。しかし願ってもせんないこと。雑草たちは引っ込みません。
しかも暖かくなると虫たちも元気になってきやがる。蚊とかゴキゴキとか蟻とか亀虫とか。亀虫なんか入ってきた日にゃあ、パニクっちまうぜ、俺っちは。

*｢ハイ･ヒート｣のアクションシーン。

素晴らしいアクションシーン、エキサイティングなアクションシーンは俳優のアクション能力によってのみで生み出されるわけではなく、当然ながら演出との絶妙な融合によって生み出されるのである。その意味でオルガ･キュリレンコ｢ハイ･ヒート｣は大いに成功していると言えるし、さらに上をいくのが｢The Witch 魔女｣のアクションシーンだと言える。
｢ハイ･ヒート｣の場合、オルガ･キュリレンコの抜群のプロポーションに目を奪われるのだが、もちろん｢本当に強い女｣の尺度からすれば細過ぎるのだけれど、スピーディな演出、巧みなショットの積み重ねなどにより、本当に強そうに見える、だけでなく、彼女の抜群のプロポーションが｢強さ｣として正当であるかのようにも感じてしまうのである。