「頤って、知らないだろう」
「オトガイ?なんか聞いたことあるなあ」
「なんでしょう、頤って」
「う~ん・・。キンは筋肉のことでしょ」
「そこまでは分かったか、少年よ」
「それで~・・、表情筋だから顔にあるんでしょ」
「少年もそのくらいは分かるわけか」
「まあね、少年もんね」
「で、顔のどこだ?」
「オトガイかあ~・・。どこか猥褻な響きあるんだよね」
「ははは・・。猥褻?そうなんだ」
「じゃない?」
「顔で猥褻な部分って、どこよ?」

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。