「エッジい~~?」
「そうですよ、エッジ」
「じゃ、〈エイピー〉はエッジなの?」
「もちろんですよ、ヒサさん!」
店主は瑛次の方へ向き直った。
「そうかあ~。よっしゃ・・。じゃ、瑛次さん。今この瞬間から、わたしは〈ヒササン〉、あなたは〈エイピー〉、いいですか?」
「あ・・、はあ」
「呼んでくださいよ」
「え」
「ひ・さ・さ・ん」
「あ・・、ヒサさん」
「どうした、エイピー?ああ、こりゃいい感じだ。うん、いい。なんか弟ができたような気分ですよ」
「よかったねえ、ヒサさん!」
「あ、あの・・、もうそろそろ帰らしてもらえますかね」
「え?」

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。